理想的なプログラムコード
どんなに複雑な処理を行うシステムがあったとしても、その分コードも複雑になっていいというわけではないよ。
一番理想的なのは、なるべく少ない行数で、誰でも理解ができて、目的がはっきりしているコードがいいと思うな。
コードを書くときに、自分だけがわかればいいや、とか自分が知っていて出来る範囲だけで何とか作っちゃおうとすると、大抵複雑でわけがわからないコードになる。でも何かもっと効率的に書ける方法がないか考えて、調べてやっていけば、意外とびっくりするくらいシンプルなコードになったりもするんだ。
デスクワークも同じこと
これをキミの普段のデスクワークにも当てはめて考えてみてごらん。自分だけがわかればいいやとか、とりあえず間に合わせでやっちゃおう、みたいにあまり考えないでやっている作業は逆に複雑で、他の人に説明するのが大変だったりするんじゃない?
もしくは、この作業ってあんまり意味ないんだよなーとか、効率悪いなーと思っていても、何となくいつもの作業として続けていることがあると思うけど、それって意外と時間が掛かってたりするんじゃないかな。
プログラムを学んでいくと、効率的なコードの書き方が色々わかってくると思うんだけど、その考え方がきっとキミのデスクワークに対する考え方にも繋がってきて、無駄をなるべく省いて作業をしようとするようになると思うよ。
そういった意味でもプログラミング学習はとてもいい影響があるとボクは思う。
単純作業の魔力
ボクは普段あまりルーチンワークというものがないんだけど、それでもたまに短期的にやらなきゃいけないときがある。その時に感じるのが、そういった頭をあまり使わない、決められたことをただ繰り返す作業って実はちょっとした魔力みたいなものがあって、手を付け始めると不思議な安心感があるんだ。
もし共感してもらえればうれしいけど、何ていうか、思考停止状態になって、ただその作業に打ち込んで、目標を全て終わらせることだけに専念するみたいな感じ。
時間内に終わらせなければいけないっていう焦りと、作業を間違えないようにしないとっている緊張感とかで、他のことは考えられなくなって、気づけばだいぶ時間が経ってたみたいなことがあるんだ。
でもこれを毎日繰り返してたらあっという間に年が経っていくと思う。もしその作業を定年までやりたいってならいいけど、たぶんそんなことはまずないと思う。もしそう思うとしたら、それはもう単純作業の魔力にどっぷりハマっているのだと思うから、なるべく早く抜け出した方がいいんじゃないかな。
これは決して他人事ではなくて、ボクもそうなる可能性が十分あるから自分にも言い聞かせてることなんだけどね。